便利な社会が想像力・創造力を殺す?アイディアを現実化させるための思考とは?

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こんにちわ!
東京広告工業 岡田です。

弊社は看板・サイン・広報用品特注に加えて、イベント企画・運営・設営、セールスプロモーションサービスを提供している会社です。

さて今回のテーマは「便利な社会が想像力・創造力を殺す?アイディアを現実化させるための思考とは?」という話をしていきます。

 

私は昭和の後期の生まれで、パソコンやインターネットの発達で急速に便利になった時代しか知りません。

しかし戦後すぐの生まれの社長をはじめ、まだ便利とは言えなかった時代に生まれた人と会話していると、「便利な時代はクリエイティブな発想にはマイナス?」と感じることがあります。

情報があふれて”アイディア”は生まれやすくなりましたが、”現実化するハードル”はとても高くなっているように感じます。

今日はその点について、書いていきたいと思います。

 

世の中は便利な時代

自分が子供の時と比べても、世の中は急速に便利になっているなと思います。

・分からないことがあれば、検索エンジンで調べられる。

・遠方の友人には、SNSやFACETIMEでいつでも話ができる。

・amzonなど通販サイトで、世界中のモノが手に入る

 

インターネットの成長に合わせて、私たちの生活には物理的な障害が取り除かれて、家にいながら世界中と繋がり、世界中に発信、世界中の情報を受信することができるようになりました。

これは人類にとってもプラスとは思いますが、その反面「人間の想像力は、劣化している」とも感じます。

はじめに言っておきますが、ビジネスにおいても個人においても、今まで出来なかったことができるようになったので、新しいサービスやモノが生まれてきています。

”便利になること”は決して悪いことではありません。しかし、今多くの人が「便利なツール」を使うのではなく、使われているような状況になりつつあると危惧しています。

問題を解決するのは、”便利なツール”ではなく、人間の想像力と創造力ということです。

例えば、今の子供たちの遊び方を見ていると、強く感じます。

 

どうやって遊んで、楽しむか?

戦後すぐ・戦前の生まれの人の子ども時代の話を聞くと、とにかく物がなかったから、子どもたちは、遊んで、楽しむために色々考えます。

”竹とんぼ”を飛ばして遊ぼうとなれば、竹を探してきて、作り方を聞いて、教えてもらって、自分たち作成をします。

でもインターネットもない時代ですから、羽の削る角度は”感覚”によるところが多くて、よく飛ぶ竹とんぼ、飛ばない竹とんぼが出来上がるわけです。

だから、子供たちは試行錯誤して、よく飛ぶ竹とんぼにするために改良を重ねるわけです。

”失敗した竹とんぼ”と”成功した竹とんぼ”を比べて分析していたのだと思います。

この時代の人は、”与えられること”がないので、”自分たちが作り出す”しかなかったわけで、その想像力と創造力はすごかったのだと思います。

そんな人たちが大人になり、ゲームやパソコンなど、現代の便利なツールの礎を築いていったわけです。

 

反対に今の子供たちはどうでしょうか?

今の子供たちの遊びの主流はゲームです。もちろんゲームは作ろうと思っても作れませんが、今の子供たちは”与えられないと”遊べない状況なのです。

仮に竹とんぼを飛ばそうと思っても、”よく飛ぶ竹とんぼ”が販売されて、インターネットでは竹とんぼの作り方を丁寧に解説してくれています。

自分たちで時間をかけて、試行錯誤する必要はない状況がそこにはあります。

だから、誰かが用意したプラットフォームがなければ、「何かがなければ、何かができない」という状況が、創造力・想像力の発達を阻害しているのかと思っています。

この積み重ねが、創造力と想像力を欠落させて、現代社会の様々な場面で影響を及ぼしているのだと思います。

 

 

 

あれがないと出来ないんです。諦めます。

私も後者の子供だったわけで、幼少期を考えても、物があって初めて遊べるという考えしかなかったと思います。幸い昔ながらの遊びをする機会も多かったですが、独楽・けん玉・竹とんぼ・竹うま、これらの遊び方は分かっても、これらを一から作る発想はなかったです。

”この世に無いなら、作ろう”というアクションを起こす事はありませんでした。

実際社会人になっても、こういう事って多いなと思います。

  • こういうシステムがあるといいけど、無いので実現できません。
  • 既製品に無いので、満足しないけど、これでで諦めます。
  • こういう事したいけど、どこに依頼すれば良いのか分からないので辞めます。

情報が溢れる世の中で、”アイディア”はとても生まれやすいですが、”無いものを作る”ための想像力・創造力が不足していて、アイディアがアイディアのまま終わってしまう機会が増えているのだと思います。

”実現できるモノが無いので諦める”という考えが先行し、”実現できるモノが無いならどうしようか?”という発想に至らないことが、この便利な社会がもたらした大きなマイナスな部分だと、私は考えています。

もちろんビジネスであれば、ビジネスアイディアに対して、予算や工数も考慮する必要はあります。ただ、”実現できるモノが無いので諦める”というスタンスで取り込むか、”実現できるモノが無いならどうしようか?”というスタンスで取り込むかによって、結果は変わってくると思います。

どんなに画期的なアイディアも、前者のスタンスで臨んでしまっては、普通のアイディアになってしまいます。

 

広報・セールスプロモーションの現場でも起こりうる

特に広報・セールスプロモーションの業界は、”アイディアを現実化させる”職種であると言えます。こういう職種に携わるからこそ、”実現できるモノが無いならどうしようか?”というスタンスはとても重要です。

具体的な内容は言えませんが、あるお客様で”ある広報用品で、〇〇したいというアイディア”をお持ちでした。しかしながら、それを実現できる既製品はこの世にはなかったのです。だから、満足できない既製の広報用品を使い続けていました。

ある時偶然そのお話を聞く機会がありまして、弊社にて解決を模索し提案させて頂きました。

内容は凄く単純で、”どこにでもある安価な部材”を”少し加工する”だけで実現できることだったです。おまけに今使っている既製品よりも、安価に実現が出来てしまいました。

つまり今ある”便利なツール”、”便利な既製品”がないから諦めていては、良い結果が生まれないのです。

 

便利になりすぎ社会たからこそ、”何かが無いと何かが出来ないという考えに陥ってしまい創造力・想像力を発揮できませんが、最もお伝えしたいことは、”モノがないから諦める”のではなく、”どうしたら解決できるか”という思考を持つことが大切です。

この便利な社会に、創造力と想像力が組み合わされば、きっともっと良い世の中になるだろうと思って今回記事を書きました。

 

東京広告工業株式会社について

東京広告工業

弊社では「お客様の想いを現実に」をモットーに、このようなお悩みを持つお客様をサポートさせて頂いております。

「広報のアイディアがあるが、どこに頼んだら良いか分からない」

「こんな広報用品を作りたいが、どうしたら良いか分からない」

「イベントを開催したいが、どうしたら良いか分からない」

弊社では、看板・サイン・広報用品の特注、イベントの企画・運営・設営・セールスプロモーション活動の企画・提案・サポートなど、お客様の広報活動、セールスプロモーション活動を加速させるお手伝いをさせて頂いており、アイディアを実現するために、弊社のノウハウや技術力を提供させて頂いております。

ぜひこのようなお悩みがございましたら、弊社にお気軽にご相談ください。

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