BIG POPシリーズ データ支給と印刷代が込みなワケ

色表

データ支給

大型バナースタンド『BIG POP』データ支給が必要な理由とは?

一般的に大型バナースタンドを作成する場合、本体、バナー印刷費用、デザイン費用(デザインが無い場合)が必要となります。
軽量コンパクトな広報用大型バナースタンド「BIG POP」は、業界でも珍しい印刷代込みで販売をさせて頂いております。

しかし、デザインについてはお客様の事情により、必要か不要が分かれる為、デザイン費用は含まれておりません。
印刷するデザインデータはお客様から支給頂く必要ございます。

デザインデータはアドビ社のイラストレーターのファイル形式でご提供をお願いしております。
画像ファイル(JPEG形式など)やPDFしかないという場合は、有償にてデータ作成をしております。

元データやデザイン内容により金額が変わりますので、問い合わせ窓口よりお気軽にご相談ください。

イラストレーター形式のデータが必要な理由

イラストレーターとは米国アドビ社が開発した高機能なペイントツールです。

デザイン・印刷業界などでの利用率は圧倒的で、ほぼ業界のスタンダードとなっています。
そのソフトで利用可能なファイル形式が、”ファイル名.AI”や”ファイル名 .AIT”です。

大型バナーに印刷するにあたり、大きさと色が重要で、PDFや画像ファイルでは印刷面が綺麗にならず、色がおかしくなることがあるのです。
精度の高い印刷をするために、イラストレーターのファイル形式でお願いしております。

パソコンと印刷部の色の違い

パソコンの画面では感じませんが、大型バナーに拡大した場合、データの質=解像度の高さが出来上がりに大きく影響します。
ロゴをPDFや画像形式のまま大型バナーに印刷した場合、全体的に荒く表示される場合があります。
イラストレーター形式であれば、作成されているロゴは画質が荒くなりづらく、綺麗に印字ができます。

色も注意が必要で、”パソコンで見える色”と”印刷される色”が違うことがあります。

人間が認識できる色は非常に多く、赤色と一口に言っても、薄い赤色もあれば濃い赤色、赤みが強い赤色もあれば、青みが強い赤色と多種多彩です。

パソコンの色表現は、基本的にRGBという色のルールで作成されていますが、赤・緑・青の3色で表現する方法のため、色の表現力が少ない特徴があります。

PDFや画像はRGBで表示されるようになっている為、繊細な色表現ができません。
印刷した場合に、繊細な人間の目をごまかせず、違う色と認識されやすいのです。

反対に印刷業界では、”DIC””パントーン”という印刷会社が定義している色ルールが主流です。
その為パソコン(デジタル)の世界では、印刷業界(アナログ)の色ルールを表現ができず、これらを変換してあげることが必要となります。

■色の見本表

色表

 

その橋渡しの役目として、CYMKという色の表示方法を利用します。
レーザープリンタでお馴染みのシアン・イエロー・マゼンダ・ブラックで構成されており、色の表現幅がRGBと比べて多いのが特徴です。

このCYMKの色表現を採用しているのが、イラストレーターのファイル形式なのです。
このCYMKには、印刷業界のルールDICやパントーンへの置換表がある為、デジタルとアナログの色を合わせることができます。
(CYMKは色表現が多彩の為、印刷用の色に置き換えが出来ない場合がございます。当社では頂いたCYMKの色データを元にDIC・パントーンで近い色を選択して印刷させていただいております。)

長くなりましたが、まとめると印刷品質を維持する為、イラストレーター形式をお願いさせて頂いているわけです。

外部業者にロゴ作成を依頼されている場合は、必ずイラストレーターのデータ形式があるはずなので確認してみてください。
もし良く分からないことがございましたら、お気軽に当社にご相談ください。

更に色の違いを防ぐために

よくあるトラブルとして、どんなにCYMKによる色指定があっても、色の違いが発生することがあります。

その原因として、デザインデータの色とイメージしている色に差異が発生していることが多いです。
ロゴの色などは厳密に管理されていることが少なく、いつしか本来のデザインデータの色とは違う、色のイメージが定着してしまうことで発生します。

間違え

最初のロゴはオレンジ色だったのが、知らぬ間にイメージが赤色に変化していた大企業もあるのです。

この様なイメージによる色の誤認を防ぐため、イメージされているロゴの色に近い印刷物、会社案内や資料を合わせて送付してもらうことをお勧めしています。

弊社にてデザインデータと印刷部を突き合わせをし、イメージしている色と差異が無いかチェックさせて頂いております。

 

印刷代が込みなワケ

「解りづらい」がキッカケ

BIG POPを開発するにあたり、他社製品について独自に調査を実施いたしました。
他社も多彩な製品を開発されており、購入するつもりでサイトを眺めていましたが、「価格が解りづらい」と感じました。

それはなぜか?
どこも同じで、印刷代は別途となっているのです。

バナースタンド本体のみの金額が全面に出ていて、印刷代は別途相談となっていて、初めて購入される方には分かりにくい!
「トータル金額はいくらなのか?」「印刷料金はいくらなのか?」、知りたい情報がすべて問い合わせが必要でした。

悩む

また、バナースタンドに利用されている素材がどのようなものか?
大きさはどのように選べば良いのか?
お客様にが購入を検討するに必要な情報が、不足しているのです。

だから、弊社の大型バナースタンド「BIG POPシリーズ」は、印刷代を込みの明瞭金額で、お客様が製品購入するのに困らないことを目指しました。
製品内容もわかりやすくをモットーに本サイトを作成しております。

もし分かりづらい部分がございましたら、ご指摘頂きましたら幸いです。

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