普通の避難訓練は終わり!変化に富んだ避難訓練のアイディア5選

避難訓練

 

単調な避難訓練におさらば

台風に洪水に噴火、日本は様々な災害に直面していますね。

更に南海トラフ地震も懸念されるなか、いつ自分が被災するか分からない。

だからこそ、日ごろの防災準備が必要となります。

防災用品を揃えることも重要ですが、それと合わせて避難訓練を実施することも防災にはとても重要です。

しかし、避難訓練は単調なパターンが多く、「移動しているだけ」というところも多いのではないでしょうか?

今日は単調な避難訓練をより実践的に、変化に富んだ避難訓練のアイディアをご紹介したいと思います。

避難訓練が単調にしないために

避難訓練単調になる原因として、何も障害が無いという事が挙げられます。

通常の避難訓練では、放送が流れて、避難場所の案内があって、みんなで移動する。。これで終了です。

これでは何年も同じ事の繰り返しで、単調になるのは仕方がありません。

果たして、実際の災害時は、何も障害が無いという事はあり得るのでしょうか?

地震の場合、窓ガラスが割れ、棚が倒れ、一部が倒壊し、火災が起こるかもしれません。そして、スマホが繋がらなく、情報が入らないというとても閉鎖的な状況に陥る可能性もあります。

つまり災害時は、閉鎖的な情報の無い中、予期できない障害が発生する中を自分達の判断で、安全な場所へ移動する必要があるのです。

実施している避難訓練における避難ルートでも、実際の災害では、そのルートが使えなくなる可能性もあります。避難集合する場所が、その時安全とは限りません。

毎回同じ内容の避難訓練では、単調にもなりますし、実際に役に立たなくなる可能性も考えらえるわけです。

だからこそ、避難訓練こそ、突発的に、変化を持った内容が必要となるのです。

避難訓練に変化をもたらそう

消火訓練


避難訓練の内容に変化をもたらすために、避難訓練の過程に、障害や制約事項を付帯することが重要です。そして、必ず避難訓練後にレビューと今後の課題についても話合う場を設けることが必要です。

①避難ルートを塞いでしまう!

先ほども言いましたが、災害時に想定している避難ルートが使えない可能性があります。だからこそ、避難ルートを塞ぐことをお勧めします。

火災が発生している、棚が倒れて経路を塞いでいるなど、ストーリを作って通常の経路を通れなくします。塞ぐルートは事前告知しない方が良いですね。

避難誘導灯を頼りに、避難者が自分の考えで避難経路をとらせることで、普段見えていなかったものが見えてきます。

出口は2つあるのに片方に集中したとか、通常の避難訓練と比べて5分も遅いとか、問題点が見えてきます。

また避難者からすれば、受身の避難訓練から、能動的な避難訓練となるので、避難訓練の単調さが改善されます。

②仮想のけが人を作る

災害発生時、すべての人が健康体とは限りません。棚が倒れて足を怪我する場合もあれば、別の日に骨折して歩けなくなっている人もいるかもしれません。

そういった事を想定して、仮想のけが人役を誰かにしてもらいましょう。

その時、応急処置も合わせてやることで、より実践的になります。

その場で応急処置、応急でタンカーを作るなどの施策を行うことで、普段の避難訓練とは様相が変わってきます。

③避難訓練参加者に判断させる

避難訓練参加者に、避難を判断させることもおススメです。避難訓練主催者は、災害のストーリー、上記の障害を作り、避難集合場所のみを案内しましょう。

なぜらなら、災害時に防災センターや案内する人の案内が常にあるとは限らないからです。

避難訓練開始毎は、実際のマニュアルに沿って誘導しますが、それ以上の情報は与えません。

各自で何が安全か確認させることで、避難訓練参加者の意識を高めることが可能です。

④時間制約を設ける

避難訓練の場合、何分で避難できましたという計測はありますが、時間制約を掛けているところは稀です。

実際の災害時は、津波や、火災など、早く避難しなければならない事もあります。

時間制約がなければ、誰も迅速に動こうとはしません。時間制約を掛けることで、迅速な避難をする上での問題点が見えてきます。

⑤避難訓練後のディスカッションが重要

避難訓練終了後、そのまま終わらせていないでしょうか?

避難訓練は、実施する事も重要ですが、その後の何が問題だったか、何が障害となったかをはっきりさせる事が重要です。

その為に、避難訓練後のディスカッションが必要です。

避難訓練で何が問題になったか??(避難すべきか、判断できなかった等)

どうしたらその問題を解決できるか?(避難すべき判断基準を考える等)

次回の避難訓練で改良すべき内容を、参加者で共有することが重要です。

 

如何でしたでしょうか?単調な避難訓練では、意味はありません。

避難訓練こそ、変化に富んだものにすべきと私は考えています。

最後に・・・

迅速な避難を行う上で、避難誘導旗も有効なツールとなります。

言葉だけでなく、視覚で案内ができるから、迅速な避難誘導が実現できます。※画像をクリック

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