こんにちわ。
東京広告工業株式会社 岡田です。
オリンピックまであと4年半くらいまで迫ってきていますね。まだまだあと4年もあるしと思ってしますが、あっという間に来てしまうんでしょうね。
ひと昔前と違って外国人旅行者を多く見かけるようになった昨今ですが、街中を見渡しても英語、韓国語、中国語の表記やアナウンスが増えたなと実感するようになりました。
とても外国人旅行者には過ごしやすい環境が整いつつあるのだと思います。もっと世界中の人が日本に旅行に来てもらえれば嬉しいですね。
さて本題ですが、この波に乗りたいと考えている飲食店や事業者の方も多いのではないでしょうか?だからこそ、外国人旅行者向けの対策を進めたい、進めている方も多いと思います。
しかしながら、外国人向けのセールスプロモーションについて、別の視点で見るべきところがあるのではないかと考えています。
今回のブログでは、そう考える理由と、その方法についてご紹介できればと思います。
外国人旅行者向けのサービスは、至れり尽くせり?
外国人旅行者向けのセールスプロモーション(販促)で一番最初に思いつくのが、言語の壁を越えることかと思います。
外国人旅行者は、日本に興味を持って旅行に来ているのですから、「ありがとう」など簡単な言葉はわかっていても、スムーズな旅行をするためには、やっぱり日本語はとても難しいものですよね?
だから飲食店・サービスでは英語のメニューや看板、語学堪能な従業員の配備など対策をしている場合が多いと思います。外国人旅行者も、言葉を気にすることなくスムーズに頼めるのいいことです。
ただケースバイケースですが、本当にこれって外国人旅行者の”ため”になっていると感じることがあります。
スムーズな対応 = 外国人旅行者が喜ぶ
とは違うような気がするのです。
その理由は、”自分が外国人旅行者として、海外旅行した時”の立場になって考えた時に、よく分かると思います。
日本人が大好きなハワイを旅行をした時
海外旅行は行かれたことはありますか?
私の場合ハワイ、グアム、ロサンゼルスとメジャーところしか行ったことがありませんが、ハワイ・グアムとロサンゼルスでは全く違う海外旅行を経験したことがあります。
ハワイは日本人にも人気観光地ですが、主要なスポットでは、メニューも店員もほとんどで日本語で対応できます。
私にとってこの日本語が通じ過ぎてしまうのは、どこか海外旅行に来ている感じを薄れさせてしまっていると思うんですね。
10年以上前なので変わってしまっているかもしれませんが、ロサンゼルスはハワイとは真逆に全く日本語が通じつ苦労した覚えがあります。
確かに”苦労”したのですが、それ以上に刺激的で、非日常を味わったことを今でも鮮明に覚えています。
そこにはアメリカがあって、全く自分とは違う文化がそこにはありました。
旅行の目的が「買い物」だけと言う場合には日本語が通じるのはとても楽なのですが、多くの海外旅行者の目的は、”刺激的な”非日常”や”違う文化を感じたい”だと思いませんか?
私自身も海外旅行するなら、後者を目的として旅行したいと思いますし、もし次ハワイに行くなら、もっとローカルなところへ行きたいと思ってます。
これって日本人に限らず、外国人旅行客についても同じではないでしょうか?
彼らも求めているのは、言語が通じるスムーズさでなく、日本の文化や非日常の文化を求めているのだと思います。
その証拠に前にニュースでやっていた特集で、こんなことを言っていました。
箸で食べたいのに、フォークが出てきた
ある外国人旅行者が、ある飲食店に入った時に、何も言われず箸ではなくフォークが出されたと怒っていました。
お店からすれば、心遣いだったのかもしれませんが、外国人旅行者からすれば”外国人”という差別を受けたと受けとったようです。
またある人は、もっと日本のローカルを知りたいとのことで、郊外にあるアパートで民泊をしているという人もいました。
それだけ、日本に直に触れてみたいという願望があることを忘れてはいけません。
外国人観光客向けのセールスプロモーションの注意点
長々と語ってしまいましたが、外国人観光客向けのセールスプロモーションの注意点として、”全てを外国人旅行者に合わせる必要はないということ”です。
それよりは、日本らしさを演出して、口コミやリピーターを獲得する方が、セールスプロモーションをすることの方が重要です。
メニューも外国人旅行客向けを作る、英語での表記を見せやサービスのそこらじゅうに記載することはかえって逆効果です。
どうしても伝えたいことだけに絞るべきです。
今はSNSが発展して、食べ方とか日本のマナーなどは、多く共有されているので、そう言った内容はなるべく表示しない方が、日本らしさを演出できて良いと思います。
外国人旅行者へスムーズに対応できないとお店側としても大変かもしれませんが、今後増えて行くことを考えるとゾッとするかもしれません。
だからと言って全部を外国語表記に頼ってしまうのは考えものです。
もし今後外国人旅行者を増やしたいなら、最低限の言葉は覚えるべきでしょう。拙くともお店側として必死に対応している姿は、外国人旅行者としても好感が持てると思います。
自分が海外旅行に行ったときも、変に流暢に話されるよりも、必死に伝えようとしているお店の方が好感が持てませんか?
どうしても言葉に自信がないなら、メニューに写真を用意するなど、視覚に伝える方が良いでしょう。
外国人旅行客を呼び込むためのセールスプロモーション案
題材の幅が広いので、ここでは飲食店に限定して話を進めていきます。ただ、応用すれば様々な業種で利用出来ると思います。
外国人旅行客を呼び込むには?
外国人旅行客を呼び込むためには、事前準備が欠かせません。
私たちもそうですが、旅行前にどこで何を食べるのか?を事前に調査しますよね?外国人旅行者が増えたとしても、”通りかかって入る”ということは滅多にないわけです。
しかし、ガイドブックに載っているお店でもないし、載せてもらう費用もないというところも多いと思います。
だからこそブログやSNS(TwitterやFacebook)を活用してみては如何でしょうか?
まずブログやSNSで発信できることはできるけど、英語では無理という人には、クラウドソーシングというサービスがオススメです。
クラウドソーシングとは、インターネット上で依頼できるサービスですが、日本語を英語に翻訳してくれるのは安くて、500円程度やってもらえます。
タスクという方法で依頼するのがオススメです。詳細はランサーズの公式サイトをご確認ください。
クラウドソーシング「ランサーズ」
ブログやSNSが得意じゃないという人は、周りのできる人、一番は家族にお願いするのも方法です。
お小遣い程度でお願いできると思いますので、広告費用と考えれば安いものと思いませんか?
例えばランサーズなどを利用して、あらかじめSNS投稿用の文章を幾つか用意しておくと良いでしょう。
投稿する内容は、”いかに日本的なものか”、お店の”歴史やエピソード”、”おすすめメニューの紹介、料理の説明”などが良いでしょうね。
そのSNSを見て、来店しくれた外国人旅行者には、来店した状況をSNSで紹介してくれたら、日本的なお土産をあるキャンペーンも面白いかもしれません。
また自分たちでも訪問してくれたお客さんと写真を撮って、SNSにアップロードすれば、また次のアピール材料にもなりますし、一石二鳥ですね。
これを継続していくことで呼び込みの下準備は完了です。
お店の外観で気をつけるところは??
呼び込みの準備をした後は、次に口コミになるリピーターにつなげるお店作りが重要になります。
もちろん”料理の味”は第一条件ですが、雰囲気作りも重要です。
そのチェックポイントとして、入りやすいお店になっているか?をチェックしましょう。店舗によっては、中が見えなくて入りづらいところがあります。
そんな時には、外に置くスタンド看板にお店の写真と従業員の写真を貼っていくことをおすすめします。
それだけでもだいぶ変わります。
お店のコンセプトにもよりますが、チェキなどで撮った写真をを貼っておくのも良いですね。
外国人旅行客が増えていけば、それだけ実績の裏付けになっていきます。
そこまで費用をかけずに、できる第一歩です。
もう少し本格的にやりたいなら
弊社では店舗の内装や、各種セールスプロモーション(販促)のお手伝いを、65年以上東京でさせていただいております。
集客のアイディアはあるんだけど・・・・どうやって良いかわからない。
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そんなお悩みをお持ちのお客様は、ぜひ弊社へお問い合わせください。
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