こんにちわ!
東京広告工業 岡田です。
弊社は東京で昭和25年から、看板・サイン製作、イベント企画・設営・運営、特注広報用品を作成してきた老舗です。
最近、記者会見の背景では必ずと言っていいほど、チェック(市松模様)の背景が使われていますよね??
きっとあなたも疑問に思ったのではないでしょうか???
今回は「記者会見の背景って何??導入するメリットはあるのか??」というテーマで紹介していきたいと思います。
記者会見の背景って何て言うの??
記者会見の背景のことを、バックボード、バックパネル、大型バナースタンド、インタビューボードと言ったります。
今はほぼ同義語で使われることが多くなりましたが、微妙に違いがあります。
バックボード・バックパネル
これは主に、板(ボード)を使用して作成される背景になります。
製作には専門の業者に手配する必要があり、一度作ったたら取り壊してしまいます。
その分、板に印刷物を貼り付けて装飾するので、見た目も重厚で、見栄えが良い特徴があります。
大型バナースタンド
みなさんは、地面に置いてある”のぼり”のような広報用品を見たことはないでしょうか??
あれはバナースタンドと言って、バナー(横断幕=布)をスタンドで立てることができる広報用品です。
それを大きくしたのが、大型バナースタンドです。
バックパネル・バックボードと比べて、見た目は落ちますが、何度も使用できて、持ち運びできるメリットがあり、大きな新製品発表会でなければ、こちらを利用することが殆どです。
インタビューボード
こちらは、上記2つの総称という位置付けで、特に明確な定義はありません。
インタビューするときに使う背景という意味そのままです。
下記から、理由がない限りインタビューボードで統一して記述していきます。
なぜ記者会見に使われているのか??
記者会見にインタビューボードが使われる理由は以下の通りです。
- 無地の背景では寂しいため
- 企業ロゴ・キャッチコピーをアピールするため
- 写真、映像を見たときに、どこの記者会見か分かりやすくするため
最初の頃はこの様な理由が多かったのですが、現在ではほぼスタンダードで、記者会見には必須なものというイメージが定着しています。
ニュースや新聞やインターネットに写真や動画が掲載される場合、必ず自社名が写り込んでいますので、宣伝効果が高いわけではありませんが、少ない予算で世間に自社のイメージを知らせることができることが一番のメリットです。
なので、謝罪会見ではほぼインタビューボードは使用されません。
インタビューボードにチェック柄(市松模様)が使われる理由は、写真や動画にどのように写っても、社名が必ず見えるようにしているからです。
別に、全体に印刷してもいいのですが、こんな感じになります。
では、チェック柄(一抹模様)に変えてみましょう。
どうでしょうか??
どこかに、会社名、ロゴ、商品名が掲載されています。
これが理由です。
なので、記者会見の主旨によっては、チェック柄(市松模様)を採用しないこともあるです。
なぜチェック柄(市松模様)なのかについては、下記の記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧ください。
バックボード・バックパネルと大型バナースタンドはどっちがいいのか??
インタビューボードでも、バックボード・パネルと大型バナースタンドのどちらかに分かれます。
予算の多く、大々的に発信したいのであれば、バックボードやパネルがオススメです。
ただバックボードは1回しか使用できないのに、費用が掛かります。
大体1回依頼するだけで、20万円〜30万円程度掛かります。
また他の用途でも使えないので、柔軟性に欠けています。
大型バナースタンドは、持ち運びもでき、何度も使え、多用途でも使えることから、初めて導入されるのであれば大型バナースタンドがオススメです。
イニシャルコストも、10万円〜25万円前後と、何度も使えることを考えると、バックボードやバックパネルよりもお得に使えます。
■製品特徴比較
項目 | バックボード・パネル | 大型バナースタンド |
---|---|---|
タイプ | 1回きり | 繰替使用可能 |
費用 | 1回につき20万~30万円 | 初回購入時15~30万円 |
設置 | 業者に依頼が必要 | 自営で設営可能 |
見た目 | ◎ | ○ |
携帯性 | × | ○ |
汎用度 | × | ◎ |
大型バナースタンドは多用途にも使えるので、費用対効果の高い製品です。
入社式の壇上の背景、展示会受付の背景、広報用写真用の背景など、アイディア次第で多彩なシーンで使えます。
1台で持っているだけで広報活動の幅が広がります。
大型バナースタンドは、簡単に組み立てられるので、手間もかけずに空間演出ができるのが何よりの魅力です。
どうやって依頼したらいいのか??
インタビューボードをどこに頼めば良いか?ですが、イベント会場を設営してるような業者であれば作成は可能なはずです。
初めて作成される場合であれば、盤面のデザインが必要になりますが、恐らくお持ちではないと思うので、自社で作成できないようであれば、一緒にお願いしてみましょう。
その際、社名のフォント、会社ロゴのデザインデータの提出が求められるので、そちらは用意しておきましょう。自社で保管していない場合、会社ロゴ・社名フォントをお願いしたデザイナーに確認をとりましょう。
注意点として、出来上がりの前に色チェック(色校)をしておきましょう。パソコンの色と印刷される色は違うことがありますので、出来上がり後に想定していた色と違うというトラブルが結構あります。
それを防ぐために、色校が必須です。
合わせて、会社紹介など、自分が考えている色が分かる紙の資料を渡しておくと丁寧です。
さて、弊社でもバックボード・パネル、大型バナースタンドを承っています。
ぜひこのブログに興味をお持ち頂きましたら、右上問い合わせより、ご連絡頂きますようお願いします。
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