こんにちわ。
お客様のアイディアを現実化させるプロフェッショナル
東京広告工業株式会社の岡田です。
弊社ですが、サイズ特注可能な大型バナースタンドや特注広報用品をメインに販売しています。
さて、今回のブログは「amazon(アマゾン)でバナースタンドを購入する時に注意すること」というテーマで書いていきたいと思います。
なんでそんなことを書こうかなと思ったかといえば、googleでバナースタンドと検索すると、関連ワードに「バナースタンド amazon」とよく出てくるわけです。
私もamazonは生活に欠かせないくらい利用していて、便利ですし、安いのがいいですよね。
だからどれくらいで販売されているんだろう?っていう興味で、試しにamazonでバナースタンドを調べてみたら、たくさん出品されているんですけど・・・・
正直あれ?って感じなんです。
もし初めてバナースタンドを購入する人だったら、すごい落とし穴がたくさんあるんです。中には安いと思って買って、失敗した人も多いんじゃないかな?と思う内容でした。
詳しくは後で書きますが、決してamazonが悪いとか、出店している業者が悪いという訳でもなく、バナー作成業界の商習慣?みたいなものが関係してきます。
私もこの業界の前はIT業界にいたので、ほとんど素人みたいに飛び込んだわけなんですが、初めての人には分かりづらい”暗黙の了解”みたいのが存在しているんです。
そんなわけで、初めてバナースタンドを購入する人でも失敗しないようにという思いを込めて、「amazonで購入する時の注意点」をまとめていきます。
バナースタンド本体のみの値段じゃないかチェック!
まず初めてに注意してほしいことが、バナー本体のみの値段じゃないかチェックしてもらいたいポイントです。
ざっくりamazonに出品されているバナーを見る限り、ほとんどがバナースタンド本体だけで、バナー(幕)は別売りもしくは、付属されていない場合がほとんどです。
だから「数千円だ!安い!ポチッ!」と押しても届くのは、フレームだけということなんです。
大きく注意書きを書いてくれればいいんですが、大体片隅に小さく書いてあるのがほとんどですね。
これにも理由があって、まずバナースタンドのフレームだけ買って、バナーは別の印刷会社に注文することもあったり、バナーの素材に何種類もあったり、バナー自体は印刷するためのデータを提供する必要があったりと、ただ購入すれば良い製品ということではないんです。
バナースタンド通販専門のWEBサイトであれば運用も可能なのですが、アマゾンという決められたフォーマットになっている以上、フレームしか展開できないのが現状なのだと思います。
だからamazonで購入する場合、バナー自体の購入金額や入手方法を考えて購入する必要があります。
出品されている業者を見る限り、印刷自体もやっているところが多いので、別途問い合わせ見ると良いと思います。
デザインの入稿が必要なんです
あなたはバナースタンドで利用するデータを持っていますか?自ら作成できますか?
バナーは、布素材や紙素材に印刷して作成されるので、その印刷するデータが必要と成ります。デザインデータを作成を業者にお願いする場合はもちろん有償になりますが、デザインデータ作成で数万円は掛かります。
だから、通常ネット通販でバナー印刷料金込みのバナースタンドは、完全データ入稿という条件つきの価格で提示されています。
完全データ入稿とは、修正のないそのまま印刷ができるデザインデータを提出する必要があるということです。
良いのか悪いのか、業者によってはフレームを可能な限り安く見せて、印刷代は別とか、デザイン料が高めに設定されている場合もあったりして、フレームの安さだけを見てしまうと、トータルでは高くなってしまうってこともあります。
データ作成をするにも問題があって、基本的にこの業界のデータ入稿のスタンダードはAI形式というアドビ社のイラストレーターというソフトで作成する必要があります。
JPEG(画像ファイル形式)、パワーポイント、PDFではダメなの?と思われるかもしれませんが、綺麗な印刷物を作るためには、AI形式でないとダメなんです。
イラストレーターというソフト自体は年額でも2万円程度しますし、使いこなすにも技術も必要なので、デザインやったことないという人にはハードルが高いですね。
もしデザインデータが用意できない場合、バナースタンドを導入するためのコストは数万円を見込んでおく必要があることを忘れないでください。
色も重要だということを忘れないでください。
パソコンで綺麗な資料を作成したけど、実際に印刷したらなんか変?っていうことを経験したことってありませんか?
それは、パソコンで見る色と、実際に印刷した色は違うために起こるんです。だからすごく綺麗な色で作成したと思ったデータでも、印刷したら綺麗じゃないってこともあるんです。
細かい技術的な話は割愛しますが、こういった印刷とパソコンの色の違いを極力なくすために、パソコンで指定された色番号をもとに、それに近い印刷用の色に色あわせをしています。
そして丁寧な業者の場合(有償・無償)そのあと、色校正という、実際の印刷物の一部を渡して、色に問題がないかをチェックしてもらっています。
実際あった事例として、ホームページで使われているロゴはピンク、企業本来のロゴはエンジという企業がありました。制作するバナーはホームページの色で作成したかったのにも関わらず、本来のデータを送ってしまったために、出来上がりはエンジになってしまって、再作成したということもありました。
色はどうでもいい!という方は気にしなくて大丈夫ですが、こういった間違いを防ぐ意味でも色校正をすることをお勧めしています。
結論:amazonで買った方が良い?
個人的な見解としては、amazonで購入することはお勧めしません。通販であれば、専門の業者から直接購入した方が安心です。
上記のデザインや色を考えれば、別々の業者にお願いするよりも、同じ業者に依頼した方が安心ですし、早いです。
弊社では残念ながら、一般的なバナースタンドは販売していないので、バナースタンドでグーグルで検索してみてください。個人的にはバナースタンド研究所さんが一番丁寧に思えます。
最後に軽く営業ですが、デザインデータ入稿不要で、チラシやカタログをマジックテープで貼り付けて使える、新しいタイプのバナースタンドをレンタルしています。
ご興味あればご検討ください。
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