こんにちわ!
東京広告工業 岡田です。
記者会見など、背景を装飾するバックボードの需要が高まってきていますね。
以前は使い捨てタイプしかなく、1回あたり数十万円の費用も発生し、気軽に使えるものではありませんでした。
しかし、現在は布製のバックボードが主流となり、繰り返し利用ができるようになったので、とても身近になったことが普及の要因だと思います。
それに加えて価格競争が激化しており、価格も多様化されてきました。
さて、せっかく購入するなら激安の方が良いと思うのが人の常。
予算が限られているからこそ、安く購入したいですよね。
だけど、バックボードに関しては”価格優先=激安”というだけで選んでしまうと、きっと後悔します。
むしろ、激安品を買ったけど、結局割高・・・・なんてこともあります。
今回は”激安バックボードを購入時に気をつけるポイント”というテーマで説明していきたいと思います。
様々な通販サイトで販売されている激安品って他と何が違うの??
現在ネット通販で販売されているバックボードは、大きく分けて3種類程度しかありません。
特に主流なのが、蛇腹型のバックボードです。
表示面をつけたまま、畳むことができて、広げることができて人気です。
色々な通販サイトで販売されていますが、このタイプはほぼ同じ製品です。
海外製品を輸入して、日本の印刷業者(通販業者)が表示面だけを印刷して、セットして販売しています。
価格の違いはあれど、価格の見せ方、企業努力による違いしかありません。
気をつけて欲しいのが、印刷や表示面の価格です。
通販業者によっては”激安”をアピールしたいがために、必要な料金を含んでいないフレームだけを安く表示している場合があります。
実際にフレームだけじゃ使えないわけで・・・
印刷やデザインを頼んだら、割高だった・・・なんてこともあります。
このように価格の見せ方のトリックもあるので、購入側は知らなかったではなく、業者を見る目を養っておく必要があります。
激安品って問題点あるの?
激安品(蛇腹型バックボード)って問題点があるの??かについて考えていきたいと思います。
激安品もお安かろう悪かろうということではありません。
ただ・・・実際使ってみないと分からない問題点もあります。
まずあるのが組み立てと収納です。
動画を見ると簡単に組み立てしているように思えますが、プロが見ると慣れている人たちなのにだいぶ手間取っています。(業者によっては早送りや途中をカットして、ごまかしてますね)
実際組み立てると分かりますが、二人がかりでも慎重に組み立てする必要がありますし、結構時間が掛かります。
フレームが細く折れやすいので、無理やり広げると壊れてしまうんです。
収納はバナー表示面をつけたまま収納できるのとありますが、次使うときは表示面がシワシワになって、使えたものではありません。
簡単に組み立て収納とありますが、実際は結構大変です。
さらに保証やアフターサービスが充実してない場合があります。
もともと海外から安いフレームを仕入れいている関係で、激安品のバックボードは修理ができない製品がほとんどです。
それなのに、フレームが折れたということが結構あります。
一部の業者では、フレームだけ買い換えれば大丈夫!とありますが・・・・・
フレームだけで5万円以上、古いフレームは産廃になるので、捨てるだけで3万円程度。
結局壊れたら、それだけで損してしまうんですね。。。
そして激安品バックボードは、基本的に重量が重いです。
総重量で10kg以上あります。
キャスターが付いているとはいえ、移動で10kgのものを運ぶことを考えてみてください。
かなりしんどいです。
こんな人は激安品をやめた方がいい
激安品はイニシャルコストを抑えられますが、その他のコストは以外に掛かります。
今までの経験から、こんな人は激安品をお勧めしません。
- 使用頻度が多い(年間4回以上)
- 不特定多数の人が使用する
- 持ち運びをする
- 修理費用が出ない
特に会社の場合不特定多数の人が使うと思います。
それに使用頻度回数が多いとやはり故障することが多いのが事実です。
弊社には修理依頼が度々頂くのですが、「使おうと思ったら壊れていた。。。。」というのが一番多いです。
つまり、誰かが前に使って壊れているのにそのままにしていたってことです。
つまりよく使用する人は、絶対にお勧めしません。
年に1回使うか使わないかなど、使用頻度の低い人は、イニシャルコストが抑えられる激安品でも大丈夫でしょう。