中小企業だけどWEB・SNSで集客をしたい!どんな本を読んだらいい?おすすめは?

WEBマーケティング

 

こんにちわ!

東京広告工業 岡田です。

最近、中小企業でもホームページやSNSを使ったWEBマーケティングをしたいという要望が増えてきて、ご相談を頂くことが多くなりました。そういったご相談を聞いている中で、自分でもある程度、WEBマーケティングやSNSマーケティングの勉強をしたいという方も増えています。

実際どのように勉強するか?となると、やはり初めは専門書を読むということをおすすめしています。

インターネットで調べる手もありますが、内容が断片的だったり、薄かったり、品質が疎らなので、一括して読める本の方が最初の一歩ではおすすめです。

その中で理解できなかった内容を、インターネットで調べて補完するようにすれば良いと思います。

実際、本を選ぼうと書店に行けばWEBマーケティングの話や、SEO、ライティングなど、WEBマーケティングに関する本が並んでいます。

私も定期的に最新の本を読んでいますが、多種多彩です。

中には、時代遅れのものもあったりと、どの書籍を選ぶか?が第一関門になってきますね。

今回は、「中小企業がWEBマーケティングを始めるにあたって読むべき本」を紹介していきたいと思います。

初めはなるべく簡単な本を選んだ方が良い

WEBマーケティングに関する本を選ぶ上で、一番重要なのは、なるべく簡単な本を選ぶことが重要です。

というのも、WEBマーケティングでは聞きなれない、横文字がとてもたくさん出てきます。

SEO、CVR、コンバージョン、インサイト、エンゲージメント、アナリティクス、リーチなど。

初めて見る方には、「なんだこれ?」と思うほど、難しそうな言葉が並びます。

実際、ずっとWEBマーケティング関連に携わっていると、そんな言葉も馴染んできて、専門書もすんなり読めるようにはなるのですが、初めはこの言葉を理解するまでに挫折しそうです。

だからこそ、基礎的なことをしっかり説明してくれる、または絵や図が多くて、文字量が少ない本が最適です。

では、どんな本がおすすめか、次で紹介します。

今まで読んだ中で良かったもの

個人的に今までWEBマーケティングの本をたくさん読んできましたが、その中で一番良かったのは「沈黙のシリーズ」です。

・沈黙のWEBマーケティング

・沈黙のWEBライティング

この2作が発売されています。

この本は一般的な専門書と違って、ハードボイルドなWEBマーケッターが悪い企業と戦い、中小企業のお店を守るという「物語調」で説明されています。

こちらはWEB上で無料で閲覧することができるのですが、個人的には本を読む方をおすすめします。

この「沈黙のシリーズ」は小説というよりも漫画を読む感じで、「WEBマーケティング」のことを学べる点が優れているのですが、更に本の場合は、章の合間で内容に関する詳しい解説がされています。(これもすごく解りやすい)

WEBの場合は解説がないので、分からない時はきっちりと自分で調べる必要があるからです。

以前専門書を読んだけど全然分からない人は、一度こちらを読んでから、再度専門書を読むと意外にすんなりと読めるかもしれません。

本を読んだらすべて上手く行くわけではない

専門書などを読むと、わかった気になって、やる気が出てきて「上手く行きそうな」気がします。

実際このシリーズも、ピンチになっている家具店や旅館が、見事に復活するサクセスストーリーなので、そのような期待感が膨らみます。

しかし全く同じ業態で同じ状態であれば良いですが、同じ業態であっても「自社の強み」、「自社の弱み」が違ったり、例えば顧客が法人の場合など、「沈黙のシリーズ」を読んだとしてもそのままコピーが難しい事があります。

この「沈黙シリーズ」で語られる内容は、基礎的ではあり、一見簡単そうにやっていますが、それはその道のプロが考えた内容なので、素人が自分のビジネスに応用しようとするのは、意外と難しいということは理解しておいてください。

だから「期待感」は重要ですが、その反面「難しい事」であるという認識を心の中に留めておくことも大切です。

例えば「柔道のHOW TOを解りやすく解説した漫画」があったとしましょう。

それを見たからといって、いきなり試合出ても勝てるわけありません。

本を読んでビジネスに応用するのは、それに近いものがあると思っています。

知識と経験は同じくらい大切

そうは言っても、本を読む事は無駄と言っているわけではありません。

本を読んで実践することが大切です。

その経験の中で学ぶことは、知識と同じくらい重要なのです。

WEBマーケティングを始めるハードルはものすごく低いのですが、そこで成果をあげる為には、それなりの努力が必要になります。

多くの人が、本で学んで「期待感」をしばらく持っていますが、しばらくやっても効果が出ずに実践をやめてしまいます。

その理由が、理想曲線と現実の差異から発生します。

例えば、お客を集めようと毎日ブログを書いているけど、もうかれこれ1ヶ月間、全然アクセスも増えない。

顧客からの問い合わせも増えない。

多くの人はWEBマーケティングをやれば、直線的に効果が上がると考えてしまいます。

しかし実際は、効果が表れるのは、曲線のような形をしています。

最初の1ヶ月、2ヶ月、はたまた半年続けても目に見える効果がなく低空飛行なのですが、何度もトライ&エラーを繰り返してると、あるタイミングを境に急激にアクセスが集まったり、問い合わせが増えたりします。

それは記事がSNSで拡散されたり、検索エンジンで上位に表示されたりなど要因は様々です。

もしかしたら、あなたのビジネスが社会的に注目されるかもしれません。

このWEBマーケティングは、継続する努力を裏切りません。

先ほどの例で言えば、柔道の本を読む、練習するを繰り返すことで、はじめと比べて実力がつきます。

本で書いていることが実践できた、難しいなど分かってくると思います。

数ヶ月ずっとブログを書いてみたら、最初の記事と最新の記事を見比べてください。

おそらく最初の記事は、とても陳腐なものに思えてくるはずです。

それほどに、数ヶ月ブログを更新し続けることで、あなたに文章力など力が蓄積されていきます。

実は効果は目に見えなくても、徐々に蓄えられて、どこかのタイミングで返ってくるのです。

だから、本の知識だけではなく、経験によって得るものはとても大切なのです。

本を読んでいれば、道に迷わない

最後に、ここで重要なのは努力するベクトルを間違わないという事が大切です。

仮に本を読んでいないで、ブログを始めた場合、本来1年で成果が出るものが、3年掛かるかもしれません。

本を読んでおくことは、「一つの正解」を知ることになります。

そうすることで、道に迷わず、目的地を目指せるわけです。

  • 良い本を読むこと
  • 実践を続けること

この2つ忘れずに、まずはWEBマーケティングに挑戦してみてください。

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