広報に必要なデザイン作成に使うパソコンの選び方

パソコン

 

こんにちわ!
東京広告工業 岡田です。

弊社は東京で昭和25年から、看板・サイン作成、イベント企画・運営・設営、特注サイン作成など、お客様のアイディアを現実化させてきた老舗です。

今回はいつもブログとは少し違うテイストでお届けしたいと思います。

内容は「デザイン作成に重要なパソコンの選び方」をお伝えしていきます。

 

私は前職でPCをはじめIT機器を、法人・官公庁に販売していました。

その経験をもとにアドバイスをしていきます。

 

メーカーはどこがいい??

結論から言うと、値段と好きなデザインで決めればいいと思います。

国産だから品質が良いということはなくて、迷信に近いです。

 

パソコンの内部のパーツは、ほとんどが外国産で、同じ製造会社だったりします。

例えばCPUはほとんどが、インテルという会社が製造しています。

各PCメーカーはそれを組み上げて販売しているので、メーカーによる差って実はあまりないんです。(細かいところの差はありますが、そこは割愛します)

 

パソコンは精密機器なので、壊れる時は壊れますし、壊れないものは、何年も不具合なしで動きますので、これはメーカーの当たりはずれというよりは、モノの当たりはずれに起因します。

ITの仕事をすると、お客様によっては「外国産が壊れやすくて嫌だ」という人もいれば、「国産のあのメーカーは壊れやすくて、外国産がいい」という人もいるんです。

事実、私も不具合によるトラブルを沢山経験していますが、どこも満遍なく壊れています 笑

 

国産と外国産では値段に差がありますが、これは国産が良いパーツ選択しているから高いのではないんです。

国産メーカーは、世界市場で見てもシェアが低い、ほとんど日本でしか販売していないんです。

極端な言い方とすると、1億人しか相手にしていません。

それに対して外国産は世界中で販売しているので、60億人を相手にしています。

だから、60億人分の部材を仕入れるのと、1億人の部材を仕入れるのでは、素材の原価が大きく変わります。

これが価格の差になっていて、保証内容もあまり変わりません。

 

保証に関しては、外国産メーカーの場合、サポートセンターが海外で、日本語を話せる外国人が相手だったりします。

彼らも日本語は上手なので会話に問題はありませんが、純日本人とは違うので微妙なニュアンスが伝わりにくかったりします。

それが嫌だという人は、国産メーカーにした方がいいでしょう。

 

長くなりましたが、お勧めなのはHPです。

外資系の中でも、一番日本人感覚に近いメーカーです。

品質も良く、特に内部の作りはしっかりしています。

 

CPUはどれを選んだらいい??

メーカーが決まったら、次は仕様を決めていきましょう。

最初にCPUですが、デザインだけに使うなら、CORE i7 、予算が限られているならCORE i5 を選択しておけば問題ないです。

ワークステーションでは、Xeon系というCPUになりまして、上記のCPUと同じなんですが、品質や性能がチューニングされています。

 

CPUの性能に関係するのが、コア数と〇〇GHzというやつです。

大切なのは、〇〇Ghzよりもコア数です。

〇〇GHzというのは、一定時間にどれだけ処理できるかの指標で、人間の処理能力と置き換えてみてください。

コア数というは、人の数と考えてみてください。

例えば、3GHzの1コアより、2GHzの4コアの方が早く処理ができます。

料理人に例えると、優秀な料理人が1人で懐石料理を作るのと、まあまあの料理人が4人で料理したら、4人の方が圧倒的に早いはずです。

コア数が大切といのは、こういうことなんです。

 

勘違いする人が多いのが、性能が高いCPUを使えば良いという認識です。

確かに性能が高いCPUであれば、処理速度は上がりますが、その差は人間が分からないほどで、CPUを限界まで使った場合にしかその差が現れなかったりします。

 

あくまでPC全体のバランスが重要で、CPUだけ性能が高くても、メモリやハードディスクの性能が低ければ、CPUの性能を発揮できません。

それは4人の料理人がいても、一人暮らしのキッチン程度のスペースがなければ、料理ははかどらないのと一緒です。

 

CPUは選びには、パソコンの値段を左右するパーツですので、予算に応じて選択していきましょう。

まずは希望のCPUで、どれくらいになるかを見てから、後で変更しても良いでしょう。

 

メモリは何Gしたらいい??

メモリは作業台とも言われる重要なところで、極端なことを言うとあればあるほど良いです。

ただパソコンにも搭載できるメモリの限度があるのですが、デザイン用途で使うのなら16GB程度は欲しいですね。

デスクトップ型の場合、後から増設できるものがほとんどで、知っている人からすれば簡単にできます。

 

ただ機械は苦手、パソコンは苦手という人は手を出さない方が良いです。

なので初めから少し多いかな?と思う程度のメモリを積んでおきましょう。

 

ハードディスクは何GB、SSDってなに?

今データを保存する場所は、ハードディスクとSSDと2種類あります。

ハードディスクは容量が大きく安価に対して、SSDはデータの読み出しが早いが高いという特性があります。

起動は早くなるのでSSDでも良いのですが、SSDは容量に対して値段がとても高いので、個人的にはハードディスクで十分だと思います。

比べるとその差を感じますが、比べない限り体感はできなく、十分許容範囲内だと思うからです。

特にデザイン関連の場合、データが重いので、SSDと数年後に容量が厳しくなってくる可能性を考えておくべきです。

 

容量ですが、たくさんありすぎるのも考えものです。

ハードディスクは絶対に壊れないものではありません。むしろPCの中で一番壊れやすいパーツです。

常にバックアップを取っておくべきですが、その時に容量が大きいとバックアップの時間を長くなりますし、面倒です。

個人的には500GB程度で良いです。

 

あと保存しておきたい業務用データは、ファイルサーバー(NAS)などに入れるようにするか、定期的にファイルを削除するようにしましょう。

もちろんファイルサーバーのバックアップもしっかりしておきましょう。

 

その他で大切なこととは??

パソコン選びで大切なことは、良すぎるものは買わないということです。

性能が高いものを買えば、長い期間使えるんじゃないか?と思うかもしれませんが、PCの正解ではそんなことはありません。

例えば、その当時最高のスペックだったものが、3年後の安価なモデルに負けてしまうってこともあるんです。

またパーツの劣化で、どうしてもパフォーマンスが落ちてしまいます。

 

私としては、真ん中程度のスペックのものを、3年、4年で買い替えていくことをお勧めします。

パソコンは精密機械ですが、仕事道具であり、消耗品です。

長く使い続けることは、良いことではありません。

 

例えば、最新機種は5秒で終わる作業が、旧型で30秒かかるとします。

それが1日50回あるとすれば、20分の差が出てきます。

1ヶ月で6時間半、半年で39時間、1年で78時間の時間が無駄になります。

時給千円だとしたら、7万8千円が無駄になります。

 

でも実際にはさらに処理に時間が掛かっていたり、1日中使っていれば50回では済まないはず。

そう考えると定期的に買い換える方がいいと思いませんか?

 

最後に

長文おつきあい頂きまして、ありがとうございました。

パソコンに詳しくないと、何を選んだかわからないことも多いと思います。

少しでも参考になれば、幸いです。

 

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