こんにちわ!
東京広告工業 岡田です。
継続的な集客をするためには何をしていますか?
お店などではポイントカードを使って集客していることもあると思います。
個人的には一切ポイントカードは持たない主義なのですが、そんな私でも時々ポイントを貯めたいな〜という衝動にかられることがあります。
今回は、集客に備えるポイントカードとは?について考えていきたいと思います。
そもそもポイントカードはなぜ必要なのか?
そもそもポイントカードを作ると、なぜ集客できるのか?を改めて考えたいと思います。
答えは当たり前ですね。
ポイントカードは、来店や商品の購入をすることで、ポイントが貯まり、割引や商品を無料でもらえたり、特別なサービスを受けたりします。
お客様は、そのお店に来店や買い物することにメリットが生まれる、または理由ができます。
反対にお店としては、継続的なリピート顧客を獲得できます。
両者ともWIN-WINの関係になれる、それがポイントカードです。
ポイントカードで店側が見逃しているもの
お店側としてリピート顧客を獲得できる方法として、一番簡単な方法だと思いますが、すごく重要な事を見逃していると感じることがあります。
それが、『競合他社』です。
というのも、今ポイントカードを発行するお店はとてもたくさんあります。
誰でも普通に生活していれば、どんどんポイントカードが溜まっていきます。
ポイントカード大好きという人はまだしも、誰しも財布に入れるポイントカードは選抜していると思います。
ポイントカードの代表入りですね。
例えば、ドラッグストアを例にあげれば、大きな街に行けばたくさんあります。
お客様としては、なるべく効率的に貯めたいと思うのが心情なので、極力同じお店を選択するでしょう。
お客様がそのお店を選ぶのは、立地や価格、またはポイントカードの内容によるところがあると思います。
立地や価格が競合より不利でも、ポイントカードの内容の魅力が上回ることを考えると、ポイントカードの内容はとても重要な要素になります。
ある近隣のお店の場合
ポイントカードが重要な要素になるにも関わらず、他店舗のポイント制度を理解していない所も少なからず見受けられます。
例えば、近隣店舗の場合ですと・・・
A店舗:20ポイントが溜まったら3000円の割引 1000円につき1ポイント
B店舗:30ポイントが溜まったら300円の割引 100円につき1ポイント
とあります。
これはお店の単価によっても設定が違うのであくまで例と捉えてください。
A店舗の場合、ゴール設定の価格は魅力的ですが、1ポイントをつける為の金額が高めです。
反対にB店舗は、ゴール設定の価格は低いですが、ポイントがとても貯めやすいです。
さらに、Bポイントで新しいポイントカードをもらう毎に、3ポイントが押されています。
A店舗の場合、1000円に満たない金額の場合、ついつい付け足したくなるのですが、それを何回もやっていると勿体ないな〜と思えてきます。
その為、徐々に足は遠のき、ポイントカードは机の引き出しの奥というベンチに移ります。
B店舗は、それは行くたびに、ポイントがグイグイ溜まってい行くので、気持ちいです。
A店舗の方が還元率は高いのですが、ポイントの貯まりづらさがネックになっています
近くの同じ様な価格帯、業種のお店ですが、これだけ違いがあるんです。
やはり見ていると、断然B店舗の方が客入りが良いという感じです。
競合を見て対策を
おそらくA店舗は、B店舗のポイントカードをよく研究していないのだと思います。
近隣のお客さんを呼び込むには、競合他社よりも魅力的なポイントカードである必要があります。
ポイントカードの特典が魅力的できないのであれば、ポイントが貯まるスピードを早くする。
ポイントカードの貯めるスピードを早くできないのであれば、最初に多めにポイントを付帯すると、人間は勿体ないという気持ちが働いて、貯めようとするモチベーションが上がります。
そして、中間で、ゴールよりも低い特典を用意するのも良いです。
また、例えば貯めたポイントに応じで、ブロンズ、シルバー、ゴールドなど会員のランクを分けるなんてことをやっても良いかもしれません。
ポイントカードはもらった当初はモチベーションが高いですが、徐々に興味が薄れていきます。
今まではとりあえずポイントカードを配れば、お客が来るという時代は終わったと思います。
これだけ競合が多い中ですから、その中でいかに競合よりも魅力的に、お客様のモチベーションを保つかが重要になってきます。
それには途中のイベント発生や、貯まりやすさの快感が必要です。
店舗や業種によってポイントは様々ですが、ポイントカード制作は少額投資といっても、チリも積もれば山となります。
使われるポイントカードにする為に、一度近隣の競合のポイントカードをチェックしてみてはどうでしょうか?