この世から展示会・イベントが無くなるかもしれませんね。

展示会

 

こんにちわ!

東京広告工業の岡田です。

 

最近VRってよく聞くと思います。

 

VR=バーチャルリアリティの略(以下VR)ですが、ヘッドディスプレイをつけて仮想空間を体感できる仕組みです。

 

最近家電量販店でこのVRを体感したんです。

 

すごいな〜と思いましたが、想像していたよりもリアルという感じではなかったです。

 

3D映画に近い感じですかね?

 

部分部分は3Dと感じることができますが、やっぱり目が追いつかないのか、画面の端に目をやったりすると気持ち悪くなります。

 

これがVR酔いってやつですかね?

 

現実に3Dを見ることと、擬似的に2Dが3Dに見えるとは違うんですね。

 

特に私は、左目が遠視、右目が近視なので、すごく目が疲れた印象です。

 

とはいえ、VRはここ最近急速に発展した技術なわけで、発展途上です。

 

今後更に改良が加えられて、VR酔いも軽減されていくのでしょう。

 

さて、そんなVR体験をしたのですが、ちょっとした危機感を感じてます。

 

それはこの世から、展示会やイベントが無くなるのではないか?ということです。

 

VRの開発状況を見てみると?

人間は5感があります。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚です。

 

主に視覚、聴覚のVRが先行していますが、他の3つについてもVRの開発が進められています。

 

人間の感覚はコンピューターよりも優れていると聞きますので、実現するにはかなり難しいところもあるでしょう。

 

とはいえ時間の問題だと思います。

 

視覚のVRがビジネス的にも求められている今、更に開発は加速します。

 

考えてみれば10年前はスマホもなく、私たちが生きていた世界は全く違いました。

 

スマホも必要性が認められた結果、瞬く間に普及し、そしてそれに付随したサービスも提供され、今では無くてはならないものになりました。

 

そう考えれば、3年後には5感を搭載したVR装置があっても何らおかしいことはないと思います。

 

5感を搭載したVRが開発されたら?

VRを体感した時に、今のビジネスに危機感を持ったわけです。

 

WEBでの広報活動が進化した今でも、展示会、イベントを開催する意義はリアルであることでした。

 

実際に物を触って、販売元の生の声を聞いたり、来場者の生の声を聞けたり、徹底して生であることがメリットでした。

 

だから企業は高い予算を掛けても、展示会やイベント開催する意味がありました。

 

だけど、5感搭載のVR装置が開発されたら、どうでしょうか?

 

展示会やイベントは生が良いんだ、人の温かみがあることがWEBにはない強みだ!と思う人もいるでしょう。

 

現実世界にいるように、完全に脳を騙せることができたら。

 

仮想と現実の見分けがつかなくなったら?

 

わざわざ現実世界で展示会・イベントを開催して、固定の場所で、人件費をかけなくても良くなってしまいます。

 

仮想展示会ってどうなる??業者側のメリット

五感搭載のVR装置が進化したら、それこそイベントや展示会は仮想世界で開催されるようになったら、どんなメリットがあるでしょうか?

 

今までの展示会の場合、ブースを作るにもかなり予算が必要でした。

 

だから儲かっている会社、大手企業は立派なブース、予算がかけられないところは手作りに近いブースで、集客にも差がでました。

 

もし、仮想展示会になれば、ブースのモデリングだけで物理的な材料費は不要になるので、予算のないところでも、大手と同等のブースを用意することもできるようになるでしょう。

 

また来場にはフェイスブックアカウントを用いたとして、説明する相手の情報が表示されるようになったとして、相手がどのようなものを好み、どのような経歴か?なんてことも即座に分かるようになるわけです。

そうなれば、接客する時の対応も変わってきます。

 

それに加えて、仮想空間であれば誰がブースを見て、どれくらい滞在したか?なんてデータも集計できるようになるはずですから、現実世界でネックだった部分が解消されていきます。

 

仮想展示会ってどうなる?来場者のメリット

来場者にもメリットはたくさんあります。

 

まず会場に出向かなくていいことです。

たとえ、地方であっても、海外であってもすぐに参加できます。

暑い日も、寒い日、雨、台風だろうと関係ありません。

 

今まで、興味はあるけど、面倒臭いな〜ということが無くなるわけです。

 

それに大きな会場になれば、すべてのブースを回らなければなりません。

 

もし仮想展示会だったら、来場者は座席に座ったまま移動すればいいので、疲れることもありませんし、次の日にもう一回来場するなんてこともできるようになりますね。

 

イベント会場・イベント業者の消滅

これはすごく極端な話ですが、五感搭載のVRが完成し、仮想展示会が主流となった場合、場所も会場設営も必要なくなります。

 

そうなればイベント会場運営会社、イベント会社は必要なくなりますね。

 

それが何年後かわかりませんが、そう遠くはないような気がします。

 

例えば富士フイルムさんは、フィルムで天下を取っていましたが、今では化粧品などの方で成功しています。

 

フィルムからデジカメに変わり主流になったのも、ここ20年未満です。

 

そのデジカメがスマホに取って変わられそうなのも、本当にここ数年です。

 

イベント・展示会ビジネスが無くなるわけではないですが、大きなシフトが起きるのもそう遠くないビジネスではないな?と思ってます。

 

弊社もイベント・展示会の企画、運営、設営を幅広くやっていますが、どこかで大きくシフトする必要があるな?と感じています。

 

空想仮想展示会

家電量販店でVRを体験してからこんなことを考えていたわけです。

 

今人工知能のAIの開発も進んでいますが、例えばVR+AIの組み合わせも考えられるわけです。

 

仮想空間の接客はすべてAIが担当すれば、24時間365日開催の展示会なんてことも可能になるかもしれません。

 

現代段階では、まだ現実化はまだ難しいと思います。

 

ただ、今の技術の進歩を考えると、空想の世界とは言い切れないかなと思ってますが、みなさんどうですか?

 

イベントの企画・運営・設営のご依頼は東京広告工業株式会社へ

 

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