こんにちわ!
東京広告工業 岡田です。
最近、「孤独のグルメ」というドラマにハマっています。
自営で貿易商を営む男性が、各地の飲食店で食事をするというドラマです。
元々は漫画のようですが、特にグルメドラマだからと言って、美食家のような評価はしないんです。
ただ「食べる」だけなんですが、独特の空気感がすごく良いですね。
さて、あなたにとってセールスプロモーションって何ですか?
もしセールスプロモーションで成果が出ないという人は、大切なことを見失っているかもしれません。
今日は「最高のセールスプロモーション」について書いていきたいと思います。
ある町の焼き鳥屋で気づくこと
ある日町に、一人で行く行きつけの焼き鳥屋があります。
1階と2階があって、1階はカウンター7名と机席が1つで、2階が宴会用の座敷で10名ほど、そんなに大きなお店ではありません。
そのお店のこだわりが尋常じゃないんです。
そのお店のこだわりは、その日仕入れたものが余ったら捨ててしまう、お酒を薄めたりもしない、これ以外にも、とにかく顧客目線・顧客が喜ぶことを、目えないところに手を抜かないってことでした。
そして何よりそのサービスから、自慢の焼き鳥に絶対的に自信を持っていたました。
決して激安のお店では無いのですが、変に激安なところに行くよりも満足度が高くて、私としてはまた行きたいと思いますし、他の人にも紹介したいと感じました。
このお店が目的としていることが、「売上」じゃなくて、「お客が喜ばせること」を目的としているところが気に入っていて、良いお店を見つけたなと思います。
セールスプロモーションって何のためにするのか?
この焼き鳥屋と出会って感じたことは、セールスプロモーションにも通じるんじゃないかな?と思います。
セールスプロモーションって何のためにするのでしょうか?
本来は、短期的な売上・利益をアップするための販促活動です。
売上を上げるために、セールをしたり、お店をアピールしたり、イベントをしたりとお客様を集めることが目的です。
果たして、本当にそれが目的でいいんでしょうか?
私は、セールスプロモーションの本当の目的・大切なことは、「お客様を喜ばす」ことだと思っています。
もちろん経営において売上・利益は大切です。
ただお客様を満足させないで、短期的なセールやキャンペーンの小手先やっても、継続性が難しいでしょう。
お客様も決して激安だから購入するのではなく、その金額に対して満足度が高ければ多少高くてもそちらを選びます。
結局「お客様を満足させない」、売上増加だけを目的としたセールスプロモーションでは限界がありますし、他社との価格競争に巻き込まれるだけで、売上・利益の増加には貢献しません。
お客様を喜ばす活動はセールスプロモーション
ニュースである売上が好調なスーパーマーケットの特集がされていました。
そのスーパーがしている活動が、その近隣地域の学校の給食のメニューを張り出していることなんです。
子供を抱えている主婦にとって、夕食が給食とかぶらないようにしたいというニーズに応えたものでした。
給食と夕食が被らなければ、子供も嬉しいし、喜んだ子供を見た親も嬉しくなります。
つまり、「お客様を喜ばす活動」となっているわけです。
実際にスーパーの売上のアップにも繋がってるわけで、これも立派なセールスプロモーションだと思います。
何もチラシを作る、販促品を用意する、イベントをするだけがセールスプロモーションではありません。
「お客様を喜ばす」活動全てが、セールスプロモーションと言えるんです。
最高のセールスプロモーションとは?
最高のセールスプロモーションとは、「お客様を喜ばす」すべての活動と言えます。
何もセールスプロモーションに必ずお金をかける必要はありません。ちょっとしたことを変えるだけでも、立派なセールスプロモーションになるでしょう。
例えば単身者が多い地域では、良い野菜の見分け方、良い魚の見分け方を、種類別に用意するなんて良いんじゃないかな?と思います。
そうすればお店としても質の悪い食材は仕入れられなくなります。
価格が爆発的に上昇しては意味がないので、仕入れ先を見直したり、無駄な経費削減のきっかけになるはずです。無駄な販促も止めたらいいんです。
良い素材が適正な価格で販売されていれば、必然的にあそこのお店は野菜が美味しい、魚が美味しいとなります。
スーパーなら野菜や魚だけを購入するわけないので、顧客数が増えれば、必然的にそのほかの売上も良くなると想定できます。
私も激安スーパーに行ってましたが、レタスの品質が悪すぎて、少し高くても別のスーパーに行っています。
ちょっとした満足度、「お客様が喜ぶ状況」で、お客様は店を選ぶんです。
売上目的をしたセールスプロモーションは、効果も見えやすく、楽かもしれません。だけど継続的な売上や顧客の囲い込みを考えれば、決してプラスではありません。
それよりは、「お客様を喜ばす」活動に注力してみてはどうでしょうか?
弊社としての意気込み
弊社は東京で60年以上、看板・サイン制作、セールスプロモーション、イベント企画・設営・運営など幅広い、広報・広告に関する仕事をしてきました。
何より大切にしてきたことは、「お客様を喜ばすこと」です。
「お客様が喜ぶにはどうしたらいいか?」を目的に、それを解決するための方法を提案してきたので、この60年やってこれたのだと思います。
これからも、「お客様も喜ばす」ことができる、製品・サービスを提供し続けたいと思います。